オカドラサイクロンフィンの原理

乾燥・濃縮・脱水・殺菌・完全乾燥に対応
抜群の熱効率を生み出すサイクロンフィン

cyclone fin fig01オカドラの最大の特長は本体中央の下部に取り付けられたサイクロンフィンと呼ばれる羽根にあります。これが回転することにより、被乾燥物は垂直加熱面上に掻き上げられると同時に加熱面である壁面に薄膜状に押しやられます。その際、遠心力の働きによってより重いもの、つまり含水率の高いものが優先的に加熱面に押しやられます。そして加熱されて含水率の低くなった被乾燥物は蒸発面に移動し、より一層水分蒸発を推進します。これが随時繰り返されます。また被乾燥物が薄膜となって加熱面に接触することで加熱面と蒸発面が限りなく等しくなるとともに加熱面との接触速度が速いので熱効率が従来機の4〜6倍と理想的な高さになりました。また、このサイクロンフィンは名のごとくスラリーなどの流動物でも掻き上げ、加熱面に薄膜状に接触させることが出来るようになりました。

廃ガスが出ない

従来型乾燥機はキャリアーエアーを導入し、乾燥物の蒸発水分を移動するため、廃水蒸気を冷却してもキャリアーエアーが廃ガスとなり臭気を含んだ大量の廃ガスが大気に放出されます。
オカドラ乾燥機はキャリアーエアーを必要としないため、乾燥物の廃蒸気は冷却されるとほとんどが凝縮水となり廃ガスを放出しません。

smulti fig01

粉塵が出ない

従従来型乾燥機は大量のキャリアーエアーを導入して乾燥物の蒸発水蒸気を移動させるため、乾燥品の粉塵を巻き込んだ大量の粉塵ガスが発生するので大型の集塵設備を必要とします。また、凝縮された水にも粉塵が混入しているため、汚濁凝縮水が放流されることになります。
オカドラ乾燥機はキャリアーエアーを全く必要としないのでほとんど発生しません。そのため集塵機もいらず、凝縮水は透明な水として放流されます。

smulti fig04a

smulti fig04b

エネルギーロスが非常に少ない

従来型乾燥機は乾燥物の蒸発水分の外部移動に大量のキャリアーエアーを導入します。この時、乾燥機内の大量の保有熱量も同時に外部に放出させるため、乾燥機内の温度を下降させ、乾燥機の乾燥効率を大幅に落とします。
オカドラ乾燥機はキャリアーエアーを必要としないので、キャリアーエアー熱移動による熱量放散等のエネルギーロスが少なく、乾燥機効率を落とすことがありません。

従来乾燥機の4分の1以下にコンパクト化

オカドラ乾燥機は従来型乾燥機に比較し4倍以上の速い速度で乾燥物に熱量を与えることができるので、従来乾燥機の4分の1以下の大きさで同等の乾燥能力があります。

超低含水率(10〜0.1%)迄、均一に乾燥

乾燥物が薄膜状に加熱面に接触し、一定の遠心力が働いているため、水分の多いものは遠心力により自然に加熱面に押しやられ優先的に加熱されて水分が蒸発し、軽くなった時点で水分の多いものと移動交換されます。これが随時繰り返されるので超低含水率まで均一に乾燥可能になりました。
従来型乾燥機は横型であるため、乾燥物は下部半分に充満しており、撹拌羽根で加熱したものを均一に掻き上げることができないので、低含水率に乾燥するためには長時間を必要とします。

熱効率が従来型乾燥機の4倍以上

オカドラ乾燥機は被乾燥物が加熱面に10〜30m/s 以上という非常に早い速度で接触するため温度上昇速度が速くなります。しかし、熱移動が早いだけで蒸発速度が遅くては、乾燥物に熱量を保有するだけで乾燥できなくなります。オカドラ乾燥機は図のように乾燥物を薄膜状に加熱面に接触させますので、乾燥物の蒸発面積が加熱面積と同等もしくは少し広くなります。加熱と同時に蒸発するので、与えられた熱量は同時に蒸発拡散され、熱移動速度と熱蒸発放散速度のバランスが取れ、非常に乾燥効率が良くなります。従来型乾燥機は加熱と蒸発に時間差があり、乾燥物に保有された熱量が平均に同時蒸発放散されていないので、乾燥効率が非常に悪くなります。

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異物の選別・仕分けが不要

内部構造は非常にシンプルであると同時に、羽根と加熱面の間は異物がかみ込まないように特殊設計が施されていますから、異物やビニール、トレイ等が生ゴミに混入していてもオカドラ乾燥機が簡単に停止することはありません。
(但し、大量の異物の投入は要注意)

増設が容易

タテ型で遠心力による加熱面接触加熱の特性を生かしているので、増設時の原料の乾燥機間の移動が容易にできるため、工場の生産量に合わせて1本づつの増設が可能です。初期から数年後の工場生産量を見越しての設備をする必要はありません。

必要とする含水率の製品が取り出せる

連続バッチ方式なので1回の投入量が少量で、しかも乾燥時間が20〜60分間に設定できますから、乾燥時間を短くしたり長くしたりすることにより、必要とする含水率の製品が自動的に取り出せます。

乾燥品は高品質

従来型乾燥機は乾燥の単位処理時間の3倍の滞留時間を要するため、どうしても品質の低下を起こしてしまいます。 オカドラ乾燥機はタテ型の遠心力による薄膜接触方式なので、加熱面の接触速度が早く短時間で均一に乾燥できるので、変質やムラがない高品質の乾燥品ができます。

食品、飼料等の乾燥製品の高い歩留まり

廃ガスがほとんどでないため、廃ガスと同伴する粉塵が発生しないので、乾燥製品の歩留まりが非常に高くなります。

設備費が安価

従来型乾燥機の4分の1以下の大きさでしかもタテ型なので、本体設備はもとより、これに附属するボイラー設備、電気設備、基礎工事、建家工事及び敷地使用面積が大幅に減り、全体的に設備費が低減できます。

設置場所を選ばない

構造がシンプルで全体重量が少ないため、ビルの屋上や屋内にも容易に設置できます。 また、タテ型であるため機器と機器の間、建屋とフェンスの間等、従来の常識ではほとんど考えられなかった場所にも設置可能になりました。

保守管理が非常に容易

本体は回転部が上下のベアリング(市販品)とギャードモーター(世界的メーカー)のみであるなど、構造がシンプルであるため、本体の故障率は極端に低く、保守点検も1〜2日に1回程度でOKです。

運転操作が容易で無人運転も可能

オカドラ乾燥機の基本乾燥行程は原料供給、蒸気の間接加熱、乾燥品の排出のみで、運転操作は素人でも簡単にできます。また、単純運転行程であるため、無人自動運転が可能です。

1基のオカドラ乾燥機で液状、固形を問わずすべての乾燥物に対応

オカドラ乾燥機はタテ型薄膜遠心加熱方式を採用しているので、回転速度の変化、遠心力の変化等で液状から固形の乾燥物すべてに対応できます。操作はボタン操作のみで簡単に液状から固形へと移行運転ができます。

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